あらすじ
『魔導書(グリモワール)』を巡る世界観において、魔法とは与えられるものではなく、異空間『聖域』で守護精霊を打ち倒して自らのページとして刻み込んでいくという過酷なシステムが存在します。
その中で、「魔力ゼロの無能」と嘲笑され一族から追放された主人公・ルシアン。しかし、その真相は「あまりに深遠すぎる闇適性ゆえに、光を測る既存の測定器では容量オーバーを起こしていただけだった」というものでした。
彼を見抜き、導いたのは「枯れた英雄」を演じる王立魔導書館長。
圧倒的な格を見せる星八つの元英雄と、まだ己の才能の入口に立ったばかりの星一つの青年。老人が青年に課した圧倒的難易度の試練、「衣食住と引き換えの契約」から、世界を揺るがす暗躍が始まっていきます。