あらすじ
ある日、世界が変わった。
学校にいた少年詩音たちの前に突如として現れた、謎のステータスウィンドウ。
そこに表示されたのは、まるでゲームのようなメッセージ画面
――【WORLD SYSTEM】
そして、人類には最初のクエストが与えられた。
主人公には
『教室から脱出せよ』
困惑する生徒たちに配られたのは、ログインボーナスとしての500コイン。
コインを使えば、筋力や魔力といったステータスを強化できる。
スキルやアイテムを購入することもできる。
しかし、これはゲームではない。
ステータスの数値は、そのまま現実の力となる。
筋力を上げれば人間離れした怪力を得る。
魔力を上げれば魔法を使える。
強くなった者ほど、生き残る可能性が高くなる。
政府も、警察も、これまでの社会システムも、突如として訪れた世界の変化に対応できず、次第にその機能を失っていく。
やがて人々は、クエストを受け、魔物を倒し、コインを稼ぎ、ステータスとスキルを強化することで生きるようになる。
――世界は、ゲームになった。