あらすじ

『白磁の聖王』――神に選ばれた英雄になるはずだった。 だがその正体は神官団の操る人形兵器だった。 聖王覚醒の儀式から脱出した王子レジナルドは「レイン」と名を変え、白磁化した右腕を隠して新大陸西部の赤き荒野へと逃亡する。 そこで出会った陽気な先住民の精霊術師「サンダリオ」、お人好しな異端の学者「リトニア」。 二人との旅は絶望の中にあったレインに希望を与え、人間の身体を取り戻す冒険へと歩き出させる。 銃弾と魔術の飛び交う西部の大地で――真理を解き明かし、己の定義を選び取れ。 ※壁打ちや校正にAIを補助利用しています。 === 以下、コンテスト向けの作品補足資料。 【コンセプト】 西部劇風の世界観で、定番ファンタジー作品との差別化を図る。 精霊や魔術のような神秘が存在し、一方で科学技術や工業も発展しつつある時代を旅するロードムービー。 フロンティアスピリットに根差した思想を軸として、「人は何を以って自分を定義するのか」という哲学的テーマにも触れる。 【キャラクター作画用補足】 ■レイン  主人公。18歳、男性。身長178cmくらい。(平均身長より少し高い)  白い肌に白い髪、銀色の目。  テンガロンハット、ポンチョ、ジーンズ、ブーツのマカロニウェスタン風の衣装。ホルスターは右。  右腕が球体関節人形のような白磁へと変貌しており、それを隠すための革製の長手袋は基本脱がない。  クール系のため表情の変化はあまり大きくない。  元聖王国王子であるため所作には上流階級らしい品が滲み出る。  本来の利き手は右だったが、日常生活にはできるだけ左を使って慣れるようにしている。  武器の使用など安定性と精密さが必要な場面は右を使う。 ■サンダリオ・セブンス  相棒。18歳、男性。身長174cmくらい。(ほぼ平均身長)  赤褐色の肌に黒い髪、鳶色の目。人種的特徴として、長く尖ったエルフ耳を持つ。  ダスターコート、バンダナ、ジーンズ、チャップス、ブーツのカウボーイ風の衣装に、鳥の羽やターコイズをあしらったネイティブアメリカン風のアクセサリーをいくつも身に着けている。  腰にリボルバー銃とナイフを装備しているが、銃はあまり使わない。  日差しの強い屋外ではカウボーイハットを被ることもある。  陽気でよく笑い、感情が表情に出やすく、少々オーバーな感情表現をすることも多い。  コミカルシーンとシリアスシーンの表情のギャップが激しい。  手先が非常に器用で、カードを扱うときなどの指が意外と美しい。両利き。  所作はだいたい大雑把だが、ふとした瞬間に洗練された動きが出ることもある。 ■リトニア・マクシャクト  ブレーン役。19歳、女性。身長158cmくらい。(ほぼ平均身長)  白めの肌に赤毛、青色の目。髪は背中にかかるくらいの長さがあり、編み込みハーフアップにしている。  サファリジャケットを少しお洒落にしたようなトップス、膝下丈くらいのクロスサドル用乗馬スカート、ブーツの探検家風っぽい衣装。  武装は無し。  ホルスター状にベルトを着けており、時計や魔石式ランタン、小型の計器などを携行できる。  日差しの強い屋外では鍔が広めのサファリハットを被ることもある。  西部の社会を知識でしか知らない都会っ子のため、優しく、子供のように純朴な表情が多い。  教育水準が高かったため所作も丁寧。  右利き。 【世界観設定関連の補足】 ■レッドプレーンズ連邦  物語の舞台である新大陸。西部開拓時代終盤(19世紀末)ごろのアメリカがモデル。  住民の多くは旧大陸からの移民やその子孫で、様々な肌色・髪色の人々が暮らしている。先住民(エルフ)もそこそこの割合でいる。  かつて聖王国の植民地だったが、30年に渡る独立戦争を経て、物語から見て6年前に連邦国家として独立した。  東海岸の一部地域に聖王国の占領地がまだ残っており、緊張状態が続いている。  典型的な聖王国人の外見特徴である白い肌と白い髪、通称「純白」の人間に対して差別意識がある。  純白の人々は独立戦争後に本国や占領地、比較的差別の少ない東部に大移住した。そのため西部に純白はあまりいない。 ■ブランチェスター聖王国  物語的には敵勢力扱いとなる、大洋の向こうにある島国。主人公レインの故郷。  ポジション的には大英帝国がモデルだが、文化などはナーロッパ系の西洋ごった煮。  数千年続く古い国家であり、その歴史の中で旧大陸の半分ほどを征服し属国としてきた。  王権より宗教的権威のほうが強い。神を頂点とする思想で、その神によって王族から選ばれる『白磁の聖王』が実質的な最高権力者。  選民思想が異様に強く、純白以外の人間は聖王国の永住権を持てないため、国民は全員純白。 ■先住民(エルフ)  新大陸の先住民の総称。長く尖った耳を持つ。  聖王国の冒険家が彼らを「発見」した際、その容姿から聖王国のおとぎ話に登場する妖精の名を取って呼んだ。  耳の形が特徴的なだけの普通の人間なので、おとぎ話のような長寿や不思議な力は無い。 ■銃  数百年前に聖王国で発明された武器が原型。  当初は飛距離・威力とも魔術に劣る、未訓練の人間でもそこそこ扱えることだけが取り柄の武器だった。  それでも新大陸の開拓民の武装として普及し、職人「ピース」による革命的な改良を経て、使い方次第で魔術と渡り合えるよう進化。  独立戦争でも猛威を振るい、銃はレッドプレーンズの代名詞となった。 ■魔術  聖王国で発達した技術であり、聖王国の軍事的強者たる所以。  魔法とは異なり、考え方は科学やシステム処理に近い。  詠唱として、公理(=関数)を展開し各種パラメータを指定することで発動する。そのため詠唱が長い。 ■精霊  先住民の信仰対象であり、エネルギーそのものが意思を持った存在。  万物に宿ると言われるほどたくさんいるが、サンダリオのように声や姿を明確に知覚できる人間は非常に稀。  強い力を持つ一部の精霊は、多くの人間にも知覚可能な場合もある。

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カクヨム2026/09/06
  • 現在の作品赤き荒野の白殻 -トワイライト・ホワイト-