あらすじ
鳳美桜、二十三歳。
巨大企業グループと約一兆円の資産を引き継いだ、鳳家の新当主。
彼女には、長年こじらせてきたものがある。
美男美女が嫌いだ。
百回のお見合いに失敗し、同じ案でも「顔がいい人」が言えば通る現実を何度も見てきた美桜は、ある日ふと思いつく。
「美男美女の価値でも下げてやろうかしら」
そして始めることになったのが、全国から美男美女を集めて、本気で格好悪く踊らせるテレビ番組。
ただし、美桜は一手先を読まない。
思いついたことを、そのまま口にする。
危ない。
雑。
悪趣味。
そんな美桜の隣には、鳳家を代々支える斉藤家の長女――第一秘書・斉藤真由がいる。
「その表現は外では使用しません」
「それは美桜様が決めることではございません」
「必要なら、こちらで制度にします」
美桜が本音を出し、真由が社会で通る形へ変える。
すると、美男美女の価値を下げたいだけだったはずなのに。
番組は公平になり。
出演者は守られ。
企業は変わり。
周囲の人間まで、なぜか少しずつ救われていく。
本人の意図だけが、毎回きれいに置いていかれる。
一兆円令嬢と超有能秘書が送る、現代社会派お仕事コメディ。
最低な意図が、なぜか最高の結果になっていく。
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ただ、『RE:LAY』や『コミュニケーション許可局』の執筆、そして本業との兼ね合いもあるため、状況によってはお休みする日があるかもしれません。
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