あらすじ

満月の夜、幼い私の前に現れた、人間離れした美しい「お兄さん」。 「どうしても抱えきれないほど苦しくなったら、満月の夜にこの番号へ電話するんだよ」 そう言い残して消えた彼のことを、私はいつしか忘れていた。 大人になり、後悔と自己嫌悪に押しつぶされそうになったある夜、ふと思い出したその番号に、震える指で電話をかける。 「この電話で話せる言葉の数は、君がこれから失うものの数だよ」 告げられた言葉に、私は絶望する。けれど、抱えていた痛みの方が、その恐怖よりもずっと強かった。

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エブリスタ
エブリスタ2026/09/06
  • 現在の作品月影の解毒剤