あらすじ
全寮制の男子校に通う三木涼太は、入学式の日、誰も寄せつけず本ばかり読んでいる久住豊と出会った。
明るく活動的な涼太と、神経質で気難しい豊。
正反対の二人はやがて唯一無二の親友となり、誰にも言えない恋心を抱くようになる。
好きな人と両思いになれるなんて、奇跡だ。
そう信じた少年たちは、秘密の手紙を交わしながら、二人だけの恋を育んでいく。
しかし、若すぎた二人には、その奇跡を信じ続けることができなかった。
やがて彼らの恋は、二十五年後、ひとりの少年が開けた古いクッキー缶によって、思いもよらない形で再び動き始める。
過去の恋にピリオドを打つのは、誰なのか。
二つの時代をつなぐ、青春と恋の物語。