あらすじ
アイドルが法律で禁止された日本。無許可のライブも、グッズも、推し活も、すべてが犯罪となった。多色ペンライトは違法、なぜか赤一色だけは合法。そんな時代の地下では、法に抗い歌い続ける「闇アイドル」と、彼女たちを命がけで応援するファン——通称「共犯者」たちがいた。
アイドル取締局、通称「アトリ」の新人捜査官・秋月は、大規模ガサ入れの夜、A級指名手配アイドル・綿谷りつ子と遭遇する。「私の夢が叶ったら、君に逮捕されてもいいよ」——頬へのキスと謎の名刺を残して消えた彼女に、秋月の運命は狂い始める。
騙されているに違いない彼女を「説得」するため闇ライブに通ううち、気づけば立派なアイドルオタク「あっくん」に。そこへ本部から、まさかの潜入捜査命令が下り——。
昼は取締官、夜は共犯者。逮捕したいのに、推したい。禁じられた時代に、それでも光は消せない。限界二重生活コメディ、開幕!