あらすじ
魔法が貴族の力を決める国で、園芸好きの令嬢サフィラは、“氷の魔術師”と呼ばれる冷徹な侯爵・セイランと契約結婚することになった。
互いに干渉しない。恋愛感情は持ち込まない。寝室は別。
そんな冷たい掟のもと始まった結婚生活。
けれどサフィラは、ずっと前からセイランに恋していた。
屋敷では自由にしていいと言われたため、サフィラは庭で趣味で大好きなガーデニングを楽しむが、なぜかセイランはその姿に不機嫌になって怒ってしまう。
「……どうして怒るの? どうしてそんな顔をするの?」
すれ違い続ける二人。
しかし、ある日サフィラが勇気を出して気持ちを伝える。
「俺はずっと、お前が好きだった」
氷の魔術師の心は、誰よりも暖かいものだった。
契約から始まる、すれ違い両片想いの甘い恋物語。