あらすじ
手習いのために通い始めた書道教室。そこで出会ったのは、父と同い年でありながら凛とした色気を纏う完璧な書道家・先生だった。
四畳半の静かな和室、背後から手元を包み込まれて描く墨の螺旋、耳元にかかる熱い息遣い……。厳しくも甘い指導に翻弄されるうち、私は「1」という一画すら書けないもどかしさを越え、いつしか先生という一人の男性に激しい情熱を抱いていく。
展覧会の夜、手渡された黒と金の「半月のお皿」。
交わる視線、「分かってるよ」という囁き、そして息を呑むような甘い唇。
手先の魔法に導かれ、衝動のままに結ばれた二人だったが、二階の密室で私を待ち受けていたのは、あまりにも拍子抜けな「現実の落差」だった——。
「先生の指先は最高だけど、下半身は二度とごめん。」
一夜の出来事を夫に打ち明けたことで、まさかの夫婦関係まで劇的な変化を迎えることに!?
理想と現実のギャップを爽快に切り捨てる、大人の痛快リアル・ラブストーリー!