あらすじ
十五歳で異世界へ召喚され、十五年の戦いの末に魔王を討った高宮誠司。
女神メルの力によって元の世界へ帰還した彼は、召喚されたその瞬間へ戻される。
身体は十五歳。
記憶も経験も、三十歳のまま。
世界を救った勇者は、再び家族のいる日常へ帰ってきた。
家族との時間を大切にできる。
そう思っていた。
だが、高宮とともに元の世界へ帰ってきたものは、彼一人ではなかった。
やがて現代社会に、人間と見分けのつかない異質な存在が現れ始める。
彼らは何なのか。
なぜ、この世界に存在するのか。
そして高宮誠司は、なぜ彼らをただ排除するのではなく、国家の力として利用しようとしたのか。
世界を救った勇者が。
やがて、自ら「魔王」の役割を背負おうとするまで。
『デポルブレイカー』本編では語られなかった、すべての始まりを描くサイドストーリー。