あらすじ

2045年3月3日。 東京に、雪が降った。 そして同じ日、北京、ニューヨーク、ロンドン、パリ――世界各地の空に巨大なUFOが現れた。 彼らは自らを、イザストス銀河連盟と名乗った。 宇宙人は、もう十年近く前から人類と交流していたらしい。 これから始まるのは、宇宙との交易。 人類の歴史が変わる、世界的な一日。 けれど、私にはそんなことはどうでもよかった。 私は生まれて初めて見る雪に夢中になっていた。 高校の屋上で出会ったのは、UFOを見つめる一人の少女。 宇月翔子。 「ねぇ……宇宙人がやって来てさ、何か変わると思う?」 彼女は、世界が変わることを期待していた。 私は、もうすぐ自分の世界が終わることを知っていた。 世界が変わった日。 誰もいなくなった東京で、私たちは出会った。 これは、人類史には記録されない、 二人の少女の小さな物語。

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カクヨム
カクヨム2026/09/06
  • 現在の作品雪とUFO