あらすじ

「本日は作品の持ち込み、ありがとうございます。……ところで大学はどちらの出で?」 K出版社では、作品より先に作者の学歴を見る。 高卒なら読まない。 一流大学なら読む。 ハーバードなら、読む必要すらない。 千葉大学卒を名乗る編集者・岡田修平は、そんな出版社で働いていた。 ある日、ハーバード大学出身の新人漫画家が持ち込みにやってくる。 編集部は作品を読むこともなく、三万部を出版。 しかし、読者から届いた評価は――。 『話がとっ散らかってる』 『支離滅裂で言いたいことがわからない』 『画力ない』 それでも編集者たちは、自分たちの信じる「学歴」を疑おうとはしなかった。

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カクヨム
カクヨム2026/09/06
  • 現在の作品学歴という壺