あらすじ
※こちらはカドコミ漫画原作コンテスト用の脚本になります。
――『早く大人になりたい』。
過酷な家庭環境の中で生きて来た紅谷 透花(べにや とうか)は、そう思って生きて来た。
だから『今』には期待しない。『今』という時間を未来に投資する事で、幸せを手にするんだ。
「それって、勿体なくない?」
けれどそんな考えは彼との出会いによって変えられていく。
二度目の大学四年生を迎えた先輩、蝶野 遊飛(ちょうの ゆうひ)。
まるで子供のような無邪気さで振り回してくる彼に付き合う内、
透花は『今』に希望を見出していく。
そして――
「ずっと『子供のまま』でいれたらいいのにね」
――正反対の考えを持つ彼の隠して来た傷を知ることになる。
成人はしたけど大人にはなり切れない。
これは『大人』と『子供』の狭間に立つ二人が、
自分の人生を等身大に足掻いてみせる、少し遅めの青春ラブストーリー。
○舞台
現代日本。
○キャラクター
紅谷 透花(べにや とうか) 20歳 大学二年生
名門大学の二年生。
普段は黒髪ロングストレートに少し長めの前髪。地味な服装をしているが顔は整っている。
しかし現実の自分から目を逸らす為、夜は男装カフェのキャストとしてアルバイトをしている。
父親が暴力的であり、母親がモラハラ気質という過酷な環境で育ったが、
自分が幸せになる為に挫けず抗い続けている。
蝶野 遊飛(ちょうの ゆうひ) 23歳 大学四年生
透花と同じ大学の先輩。一度留年して二度目の四年生。
大学でも有名な陽キャグループに属している。
背が高く、レンズが大きめのお洒落な眼鏡をしている。
ピアスやネックレスなどのアクセサリーも多く見た目がチャラい。
離婚して去っていった父、彼氏絡みで家を出て行った母の代わりに、
病気を併発していた祖父を一人で介護していた中・高校生時代の過去を持つ。