あらすじ
「冤罪? ああ、全部俺のせいだ。王位も捨てる。じゃあな」
登校中にトラックにはねられ、異世界の不遇な第一王子・アルティスとして覚醒した男。
彼は前世の記憶とともに、並行世界の激戦区『修羅道』で無数の戦場を支配した【無限の剣聖】としての記憶を取り戻していた。
王宮で仕掛けられた悪役令嬢(前世の事故仲間)を陥れる冤罪トラップに対し、アルティスは一切の無駄な議論を拒否。爆速で全罪を認めて土下座し、即座に自領ローゼンハイムへと「自爆追放」される道を選んだ。
彼の望みはただ一つ。
——自領の至高の小麦で焼いたトーストを食べ、温かいお茶を静かに楽しむ「スローライフ」の構築。
しかし、もやしっ子な肉体で最強の剣技を繰り出すため、師の教えである『物理法則の丸投げ(知らんけど流)』を大真面目に実践し始めたことから、世界の命運は狂い出す。
「筋力を捨て、脱力しろ。だいたい振れば切れる(知らんけど)」
自らの脱力の一閃で岩山を一瞬で二分し、運河を開削。
押し寄せる母国の難民や元・男爵令嬢を「貴重な下水道工事の労働力」として淡々と吸収し、超効率で領地を爆速開発していく。
やがて、至高の朝食環境と小麦畑を脅かす隣国の大帝国、果ては世界の神々までもが立ち塞がるが、アルティスは「ただの治安維持・インフラ整備」として、脱力の一閃で物理ごと概念を切り裂いていき——!?
【大真面目で重厚な地の文】×【理外の勘違い・脱力オーバースペック】でおくる、異色の爆速インフラ無双ファンタジー、開幕!