あらすじ

人を好きになる気持ちが、よく分からない高校二年生・佐伯紬。 そんな紬が出会ったのは、心臓に病気を抱えながらも、誰かに「病気の子」として扱われることを嫌う少女・宮原日和だった。 甘い卵焼き。意味のない寄り道。夜の電話。海、花火、友達の家へのお泊まり。 日和がノートに書いているのは、「元気になったら」と先延ばしにしてきた、ごく普通のことばかり。 「元気になったらじゃなくて、できる日にやる。今日できるなら、今日やる」 何でもない毎日を一緒に過ごすうちに、紬の日常には少しずつ日和が増えていく。 会えば楽しい。いなければ気になる。けれど、それが「好き」なのかと聞かれると、紬にはまだ分からない。 やがて日和は、紬に恋をする。 そして二人の前には、日和が冬に受ける大きな手術が待っていた。 「私が死んだら、好きだったか教えてよ」 これは、死んでから伝えるはずだった言葉を、生きているうちに伝えるまでの物語。

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カクヨム
カクヨム2026/09/06
  • 現在の作品死んだら好きって言うね