あらすじ
白石美咲には、付き合って八ヶ月になる恋人がいる。
神谷健人。
優しくて、話をよく聞いてくれる。
家族にも自然に受け入れられ、妹の陽菜とも仲がいい。
休日には一緒に過ごし、何気ない会話を交わす。
そんな穏やかな日々を、美咲は幸せだと思っていた。
このまま、何も変わらずに続いていけばいい。
そう願っていた。
けれど、幸せな時間は、いつまでも同じ形では続かなかった。
一度壊れ始めた関係を前に、美咲が最後に選ぶものとは。
これは、一人の女性が失ったものと向き合い、自分自身を取り戻していく物語。