あらすじ

島根県出雲市の中学2年生・大社結衣(たいしゃゆい)は、傷跡や肌荒れのコンプレックスを抱え、クラスで孤立していた。趣味の「うさぎの絵」だけが心の拠り所だった。 修学旅行の3人班決めをきっかけに、クラスの人気者・成瀬凛(なるせりん)と高橋楓(たかはしかえで)が結衣に声をかけ、3人で班を組むことに。二人は結衣の絵を「上手い」と褒め、ソフトテニス部への入部や私服のイメチェンを後押しする。 夏休みに入ると、3人でショッピングモールやカフェ、宍道湖サイクリング、日本海の灯台、しまね海洋館アクアス、地元の花火大会などを巡り、結衣は徐々に明るさと自信を取り戻していく。趣味だった神社巡りにも二人を連れて行き、出雲大社で「神社は感謝を伝える場所」という自分の信念を語ると、二人はそれに感銘を受ける。境内の因幡の白うさぎ石像66羽すべてに手を合わせる結衣の姿を通じ、彼女がずっと夢の中で白うさぎに「絵を描いて、勇気を出して見せて」と語りかけられていた秘密も明かされる。 夏休みの終わり、結衣は一人で出雲大社を訪れた帰り道、参道で捨てられていた子うさぎを保護する。それは夢に出てきたうさぎと同じ赤い瞳を持っていた。結衣は迷わず引き取りを決意し、凛と楓もすぐに駆けつけてくる。 いじめられ、自分を消して生きてきた結衣の世界は、出雲の神様と白うさぎ、そしてかけがえのない二人の友人によって、光に満ちたものへと変わっていく——秋の修学旅行を目前に控えた、14歳の夏の物語。

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小説を読もう2026/09/06
  • 現在の作品『サンキュッ!! 出雲うさぎ♡』〜今日からソウルメイトだよっ〜