あらすじ

『加護』と呼ばれる、特殊な力の存在する世界。 『加護』を持つ者は皆、強大な力を持っていた。 国同士の諍いや、魔物との戦いが終わらないこの世界で、彼らは希望と力の象徴だった。 辺境の孤児院で育ったアリスには、一人の親友が居た。 二人は遊ぶ時も、手伝いをする時も、寝る時も、何をするのも一緒だった。 そんな彼女の親友は一足先に『加護』に目覚め、その能力の希少性から、養子として貴族家へと迎え入れられた。 別れを拒む親友と、二度と無いであろうチャンスに背中を押すアリス。どうにか説得してみせたものの、別れの前の晩には互いに酷い顔で泣き明かしたものだった。 そして別れ際、二人はいくつかの約束をした。 先に行って待っている、と。 必ず追いついてみせる、と。 どちらか片方が苦しんでいるときには、必ずもう片方が駆けつける、と。 その約束を守るため、孤児院に残ったアリスの奮闘が始まる────筈だった。 なお本作はカクヨムでも投稿されています。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/09/06
  • 現在の作品濁る瞳のアリス