あらすじ
https://estar.jp/pictures/26600048
八歳にしてパラマハンサとなった少女ヴィダニヤは、白い羽根をまとい、村から村へと巡礼の旅を続ける。枯れた畑、死者と暮らす村、子を産めなくなった家畜、豪雨に傷ついた村、病に倒れた母――。彼女が届けるのは、奇跡を求める願いではなく、「そこにいてくれて、ありがとう」という静かな感謝の祈り。やがて白いニワトリのむるぎーも旅の仲間となり、小さな祈りは人から人へ、村から村へと受け継がれていく。命をいただくこと、誰かを見送ること、帰る場所を思うこと。少女の歩みを通して、感謝が世界を巡り、忘れられていた恵みをもう一度つないでいく物語。