あらすじ
前世で引きこもりだった佐倉悠真は、記憶を持ったまま現代日本へ転生した。
人生二周目。
今度こそ普通に生きようと思っていた。
――しかし十六歳になった現在、彼は再び引きこもっていた。
そんな悠真に発現した固有能力は《群体支配》。
アリや蜘蛛といった小さな生き物を眷属にし、離れた場所から命令できる能力だった。
そして悠真の家からそう遠くない場所には、初心者向けのダンジョンがある。
「俺が行く必要なくない?」
アリを送り込む。
モンスターを倒させる。
経験値を稼がせる。
魔石を資源に変え、さらに群れを強くする。
最初はたった数匹。
ワーム一匹を倒すだけで仲間が死ぬ程度の群れだった。
それでも、少しずつレベルは上がっていく。