あらすじ
ハイドは元勇者だ。三年前に魔王を討伐して以来、僻邑の村で引きこもって酒ばかり飲んで暮らしている。
そんな折、村に奇妙な男アドヴェンが現れた。アドヴェンはしつこくハイドに付き纏い「禁足地ルデウカに連れて行ってほしい」と願う。ハイドはそんなアドヴェンをぞんざいにあしらっていたが、ある事件をきっかけにアドヴェンの正体を知ることになる。アドヴェンは人の形をした魔物だったのだ。
魔物であるアドヴェンが自らの命をかけてでも人間を守ろうとする様子に心を動かされたハイドは、アドヴェンの"ルデウカに行く"願いを叶えるため、二人きりで旅に出る。
アドヴェンの人間らしくない行動に振り回されつつ、ハイドは魔王討伐の旅路をなぞりながらルデウカに向かう。人前では勇者として振る舞うハイドだが、"勇者"という役割はハイドに強い負荷を与えていた。
ただ、彼の隣に立つ人の形をした魔物だけは、ハイドに"勇者"を求めなかった。
旅を通して二人の関係の変化を描くブロマンス小説。
ハイド曰く。「俺はお前の保護者じゃない」。
※完結まで書ききっています。
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