あらすじ

僕はゲーム世界の魔王だ。 勇者が一歩また一歩と魔王城へ近づいているらしい。なんて大胆な奴だ。魔王の僕はこんなにも賢くて、強くて、おまけに格好いいというのに。それでも僕は逃げることにした。勇者が苦労に苦労を重ねて魔王城に攻め込んだ挙句、玉座には誰もいない。そんな光景を想像しただけで、つい笑みがこぼれてしまう。へへっ。 「最も危険な場所が、最も安全な場所である」。そう考えて、僕は勇者のすぐそばに潜むことにした。そして、いつの間にか彼の仲間になっていた。 まあ、正直に言うと、逃げている途中で不運にも分かれ道で勇者と鉢合わせしてしまっただけなのだが。(このRPG世界のルートなんて、もともと数えるほどしかないんだから……) 勇者って、僕が想像してたのとちょっと違う?

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小説を読もう2026/09/05
  • 現在の作品ゲーム世界の魔王、勇者のそばに潜むことにした