あらすじ

ミナ・ロウは、くしゃみで戦争を始めた。 七十年の戦争が休戦して一年。旧帝国近衛艦隊の退役式典で演奏を頼まれた、貧乏歌劇団《ノヴァ》の五人。 だが渡された古い式典曲は、艦隊二十四隻を動かすための命令系そのものだった。半音のずれが砲門を開き、大道具を倒せば艦隊が旋回する。しかも式典連鎖は、終演まで手動では切れない。 止めるには、最後まで演奏するしかない。 指揮者は請求書を握り、打楽器は敵国の替え歌を叩き、皇后役のアンドロイドは転びたがっている。 楽譜どおりに吹けば戦争が始まる。楽譜にない音を吹くしかない。

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小説を読もう2026/09/05
  • 現在の作品星海歌劇団《ノヴァ》 〜ご来場の戦艦の皆様へ、開演のお知らせです〜