あらすじ
《TRUE ENDが解放されました》
続きは明日――そう思って眠った私に、明日は来なかった。
転生先は、恋愛ゲーム『祝杯のお相手はお決まりですか?』で婚約を破棄され、画面から消える悪役令嬢オリアーヌ。十九歳になった今、その晩餐会が明日に迫っている。
だが、婚約者の心を取り戻す気はない。妹を選びたいなら、皆の前で婚約を破棄し、その責任まで引き受けてもらおう。
唯一の誤算は、画面の端にいた攻略対象外の書記官シルヴェリオが、実物では顔も言動も恐ろしいほど好みだったこと。
「指輪が外れたあと、少しだけ残っていただけますか?」
そして迎えた晩餐会。
婚約破棄は、予定どおり成立した。
――ゲームなら、そこで終わるはずだった。
この先で何が起きるのかを、私は知らない。