あらすじ

29歳の会社員、雨宮凛。 変わり映えのしない毎日を過ごしていた彼女は、ある夜、終電を逃した駅で奇妙なアナウンスを耳にする。 『まもなく、0番線に列車が参ります』 毎日のように利用している駅に、0番線など存在しない。 午前零時にだけ現れる階段。 時を刻まない時計。 行き先のない黒い列車。 そして、初めて会ったはずなのに凛の名前を知っている車掌。 「この列車は、あなたが人生で一番戻りたい日へ向かいます」 なぜ車掌は凛を知っているのか。 なぜ凛は、初めて聞いたはずの汽笛を懐かしいと感じるのか。 そして――凛自身も知らない、失われた記憶とは。 午前零時。 存在しない0番線から、過去へ向かう列車が走り出す。

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カクヨム
カクヨム2026/09/05
  • 現在の作品午前零時の0番線 ― さよならをやり直す夜 ―