あらすじ

《大剣がカッコいい。ただそれだけで騎士になったパン屋の娘は竜殺しの大剣を継ぐ》 城塞都市国家アルフェルトのパン屋《麦穂亭》の娘、十五歳の少女、リゼット。 「大剣が格好いい」という憧れから女性だけの白鷺騎士団へ入団した彼女は、同期のカレン、フローラ、エステルと班を組み、小さな身体に合わない両手持ちの大剣を武器に、魔獣や匪賊討伐、輸送隊護衛、災害救援といった騎士の日々を歩み始める。 小柄で魔力も平均的なリゼットが出会ったのは、二百年前の竜殺しの英雄が遺した大剣――竜断剣《アルゲント》。扱いづらいその剣とともに失敗を重ねながら、彼女は少しずつ自分なりの戦い方を身につけていく。 やがて、リゼットは大剣の師となる豪快な騎士バルト、初恋を自覚する静かなる騎士ユリウス、そして盲目の若き天才参謀で年齢や立場を越えた友人となるリディアと出会いが広がっていく。 これは、特別な才能も血統も持たないパン屋の娘が、仲間たちに支えられながら、誰かの日常を守る一人前の騎士へ成長していく物語。 白鷺は一羽で街道を飛ばない。 第一部終了まで、毎日20時に更新します。

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小説を読もう2026/09/05
  • 現在の作品小さな騎士と大きな剣