あらすじ

飲み会の帰り。 知らない女に声をかけられ、気づけば俺はスナックのカウンターにいた。 林澪、二十七歳。 少し気怠くて、静かに人の話を聞く女。 くだらない話も。 行き場のない弱音も。 彼女はただ黙って聞いていた。 そして、ふいに言う。 「尾上くん、ワンって言いなよ」 客と店員。 仕事と素顔。 煙草と煙草。 止まったままの青年と、夜の街で生きる女。 何でもない時間を重ねながら、 二人の時計は少しずつ動き始める。 これは、忘れられないまま、それでも誰かを好きになっていく物語。

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カクヨム
カクヨム2026/09/05
  • 現在の作品尾上くんはワンってなく