あらすじ
あらすじ
古都・京都を、かつてない大地震が襲った。
観光客、修学旅行生、地元住民――。 街には数え切れないほどの負傷者が取り残され、京都市内の病院には次々と患者が運び込まれていく。
しかし、医師も看護師も、医療物資も病床も足りない。
混乱する現場に現れたのは、災害医療のために全国から招集された、たった5人の医療スタッフ達だった。
救急医、外科医、麻酔科医、看護師、そして災害医療の専門医。
彼らはそれぞれに、医師として抱えた過去と傷を持っていた。
限られた人員。 限られた薬。 限られた時間。
そして、次々と迫られる「命の選択」。
5人は、被災地の最前線で一人でも多くの命を救うために戦う。
登場人物
神谷 聡(かみや・さとし)38歳 救急科医。チームリーダー。 冷静沈着で判断が早い。だが過去の災害医療で救えなかった患者を今も忘れられない。
西園寺 美咲(さいおんじ・みさき)35歳 外科医。 手術の腕は一流。男勝りで気が強いが、患者には誰よりも優しい。
三浦 弦(みうら・げん)42歳 麻酔科医。 飄々としているように見えるが、極限状態での判断力はチーム随一。
白石 奈緒(しらいし・なお)31歳 災害看護認定看護師。 現場の調整役。患者だけでなく、疲弊する医療スタッフのケアにも目を配る。
黒田 理(くろだ・おさむ)29歳 救急救命士。 チーム最年少。現場での行動力は抜群だが、医師たちほどの経験がないことにコンプレックスを抱えている。