あらすじ

ここは、暴力の禁止された世界――。 2026年、抑圧された息苦しい東京に暮らす、高校生の少年と少女。 彼らはこの社会の裏側に、『もうひとつの別の東京』が隠されていることに気づく。 異能が炸裂する現代ファンタジーバトル譚、開幕! ■□■ 以下ネタバレあり キャラクター紹介 ■□■ (※5話まで読了後にお読みください※) ・定規明(じょうぎ あきら) 男子高校生。飴咲ゆののクラスメイト。 考えたことや感じたことを、すぐ口に出してしまう真っすぐな性格。 でも明るくていい奴。 ・飴咲ゆの(あめさき ゆの) 15歳の高校1年生。人間。東京生まれ東京育ち。 幼いころから活発な少女だったが、周囲に馴染めず、『暴力症』と診断される。 中学の頃に店長と出会い、本東京に入る。 その後すぐに、本東京で『能力者』となる。 現在、暴力カフェで店員としてアルバイトもしている。 趣味はダンス、ファッション、ネイル、ショート動画制作。 ・竜胆寺エル(りんどうじ える) 24歳のアジア人の若者。人間。 在日外国人。東京生まれ東京育ちで、母語は日本語。 「竜胆寺エル」は偽名で、暴力カフェではこの名前で店員をしている。 高校卒業後に家出をして実家を離れる。その後、店長と邂逅。 暴力カフェの店員であり、本東京の『能力者』の一人。 飴咲ゆのはヨーヨーと驚異的な身体能力を駆使して『天空から』攻撃、 竜胆寺エルはどす黒い影のようなものを操り『地上から』攻撃を行う。 ・店長 大柄で褐色肌の、朴訥とした男性。 暴力カフェを運営している。 年齢不詳、詳細は不明。 ・和亜道理(かずあ どうり) 日本で非常に支持の高い、カリスマ精神科医。 『Vウイルスの危機』から世界を救った英雄であり、彼を信仰する者は多い。 彼の動画サイトのチャンネル登録者数は500万人。 彼は『暴力ゼロの社会』を目指す理念があり、そのためには全国民の心身が健康であることが 非常に重要であると説いている。 2022年頃から彼の影響力はさらに増し、『表現規制法(暴力的な作品、映像、出版物への取り締まり強化)』が作られたのも彼の影響が大きい。 ※その他、6話以降で登場する人物※ ・古屋竜船(ふるや りゅうせん) 『検閲官』の大人の男性。 本東京で、定規・ゆの・エルの敵として襲いかかる。 40代の、非常に頭の切れる眼鏡の男性で、『能力者』である。 『もとの東京』では町田市の実家に両親と暮らし、過去にはフリーランスや編集者業、図書館職員などをマルチに行っていた。小柄で明るいおじさん。 ・羽取チカラ(はとり ちから) 20代の女性。彼女も『検閲官』で、古屋と共に行動する。 とてもスタイルの良い、ボーイッシュな感じの『能力者』で、戦うと戦闘狂となる。 運動神経が抜群。無口。出身は山形県。 ・森岡(柏木)ケイ(もりおか・かしわぎ けい) 東京にある小さな診療所、『柏木医院』の娘。27歳。 襟付きのワンピースにロングの髪、人形のような容姿の女性。 幼いころから医師になるよう言われていたが、謎の体調不良が続き断念、「病弱な人間」として生きていた。 実家には双子の妹・柏木ユウがいる。 26歳のときに結婚し、森岡の姓となるが、結婚後も体調不良に苦しむ。 とあることをきっかけにして、『本東京』の存在を知る。 ・柏木ユウ(かしわぎ ゆう) 『柏木医院』の娘で、ケイの双子の妹。27歳。 南西医科大学を卒業後、研修医として大学病院で働いている。 ケイに瓜二つの容姿だが、姉を理解してあげることができず悩んでいる。 ・森岡広人(もりおか ひろと) ケイの夫。30歳の、筋肉質で穏やかな男性。 公務員。東北出身。 一年前にケイと結婚したが、ケイの体調が悪いのを心配している。 また、中高時代から20年以上、柔道を続けていたが、2020年代半ばに『スポーツ規制法』が制定され、柔道そのものが禁止競技とされてしまう(暴力的なスポーツと判断されたため)。 新婚生活で妻は寝込み、柔道も奪われ、苦難の日々を過ごす。 とあることをきっかけに『本東京』の存在を知る。 ・謎の少女 ピンク色の髪をした、幼い姿の少女。杖をついている。 『暴力カフェ』と何か関係がある。

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カクヨム2026/09/05
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