あらすじ
『暴食』――無駄に物質を消費する事、過剰に食物を摂取する事を表す言葉。或いは『七つの大罪』に含まれる概念の一つであり、司る悪魔はベルゼブブだとされている。
〈ベルゼブブ〉とはバアル・ゼブルが恣意により変質させられた形態であり、〝崇高なる主〟から〝蝿の王〟とされ、堕とされ、穢された一つの柱。
『追放された偉大なる王』、『魂を支配する者』とも呼称可能な、歴とした魔王。
そして、その大罪と類似した本能を抱える者が、本作の主人公。
それが前提であり、それが全てであり、本質であると同時に性質そのもの。
浅ましく底の無い欲望、有限では満たされぬ虚無、エーテルを求める飢餓。
それらを理性により達成させ得るのが一人の少女であり、また、それに付き従う一人の健気な同道者。
注意!
この作品には、以下の要素が含まれています。
・異世界転生。
・倫理観の欠如。
・宗教嫌悪。
・遅効性。
・依存と執着、退廃と倒錯。
・冗長な虚無感。
・多少の残虐描写。
・独善的思想。
当作を読むにあたって起こり得る精神的被害については、一切の責任を負いませんので、ご了承ください。