あらすじ
果てしない戦争の果て、人類は滅亡しかけていた。仲間を失い、最後の戦場で命を落とした帝国兵のシオン。
彼が次に目を覚ましたのは、国境要塞へ配属された初日の朝だった。彼は死に戻りのタイムリープをしたのであったのだ。
シオンが遡ったのは、戦争が始まる前の時代。これから数か月後、戦争が始まる。戦争が始まった理由はいくつものあるが、その最たる決定打となったのは。第一皇女アウレシスの暗殺とされている。
その死は敵国の仕業だったことが判明したことにより戦争が始まり、やがて世界は滅ぼす大戦へと発展した。暗殺を阻止しようにも、シオンは国境要塞へ配属されたばかりの新兵。帝都にいる皇女へ警告を届けるどころか、直接会うことさえ許されない。
それでも、今度こそ同じ未来を繰り返すわけにはいかなかった。未来で失った仲間たち。魔物に滅ぼされた故郷。そして、たった一人の妹・・・彼らを救うため、シオンは未来の戦場で培った経験を武器に軍功を立て、皇女を目指す!
だが、シオンが知る歴史の裏では、彼さえ知らなかった何者かが動き始めていた。
これは世界の滅亡を知る名もなき兵士が、歴史を変えるため皇女を救う物語。