あらすじ

「探偵なんて、事件が起きたあとに、のそのそ出てくるだけだろ」  そう愚痴った俺は、自称名探偵の幽霊に取り憑かれた。  厄介なことに、こいつが憑いてから、俺の頭には事件が起きる前の断片が流れ込んでくるようになった。  防げなかったら、事件と同じ被害を喰らうことになる。  なんだこの呪い。解けよ。  かくして探偵ギライの俺は、自称名探偵の推理を嫌々借りて、事件を起きる前に潰して回る羽目になった。  窃盗も、傷害も、起きなければニュースにならない。手柄はゼロ、感謝もゼロ。それでいい。目立ちたくないんだ、俺は。  ——だが。  現役最高と称される名探偵が、異変に静かに気づき始めていた。  ……あの、本当に目立ちたくないので、完全に気づかれる前に成仏してもらっていい?

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/09/05
  • 現在の作品未然探偵〜一般人が事件を未然に防いでたら本物の名探偵に目をつけられました