あらすじ
高校生の佐倉悠真は、未来の予定を決めるのが少し苦手だ。
そんな悠真が、同じクラスの高梨澪と一緒に帰るようになる。
澪は、まだ来てもいない日の話をするのが好きだった。
「明日も一緒に帰ろう」
「今度はあそこ行こう」
「来年もまた来たいね」
悠真はそのたびに細かいことを気にしながら、結局いつも澪の話に付き合ってしまう。
どうでもいい話をして、一緒に帰って、少しずつ相手のことを知っていく。
やがて二人は付き合い始める。
ただ、それからだった。
二人で話したことが、偶然にしては少しだけ出来すぎた形で起こるようになる。
まだ、その意味を二人は知らない。