あらすじ

「こんな小さいビスだって、無いと動かなかったりするんだぜ」  モノづくりが好きな物部(もののべ)構(かまえ)は大学卒業後に祖父が設立した町工場に就職したが、親の急死で跡を継いだ。  が、時代は個人経営の向上には厳しく、倒産。工場を売り払い、祖父の家に引っ越した。  祖父の家には工房があり、その工房が森の中にあった。 「なんでポツンと一軒家になってるの?」  工房はどこかにつながっていた。  森から羽の生えたウサギが飛び出してきた。しかも妙な行燈を持って。  構がウサギに渡された行燈を調べると、そこには祖父の名前が刻まれていた。ウサギ曰く、壊れているらしい。 「壊れてるなら直さないと。じ~ちゃん作ったものだし」  エンジニアリング魂に火がともる。それが祖父が作ったものであればなおさらだ。  構が修理すると次の日にはまた壊れた行燈が来る。  そのうち、ウサギのボスが大量の行燈を持ってきた。行燈は魔道具だという。  修理に対応するうち、構は森について知ることになる。  工房の外の森の奥には遺跡があり、そこから沁みだす瘴気対策の魔道具を祖父が作ったいう。作った祖父は『森の賢者』と呼ばれていた。  瘴気の現実を見た構は、性能が足りないと感じた。改良に踏み出す構。そして改良型が見事に効果を発揮し、瘴気を後退させた。大成功だったが、その変化は森の外に住むニンゲンが知ることとなる。  現実世界で何でも屋をやりつつ森の住人達の魔道具を直したり突然訪ねて来た領主の長女である伯爵令嬢に振り回されながらいろいろな人の悩みに寄り添い、友好を深めていく。  基本的にはモノづくりスローライフです。酒は多め恋愛は薄目です(当社比)。  主人公はバトルをしません(できない)。するのは周りのキャラ達です。  度量衡はSI単位系を使用しています。わかりやすいので。  異世界側も文明度は高いです。産業革命ちょい前くらいのイメージです。  朝8時更新予定  1回分を2000文字程度にしてあります。  1話ごとにまとまっているのでweb連載の区切りではおかしな終わりになっている個所があります。特に引きを作っていないので。  1話まとめ読み推奨です。

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カクヨム
カクヨム2026/09/04
  • 現在の作品祖父の工房が異世界の森につながっていた件~森の賢者は魔道具修理やさん~