あらすじ

公爵令嬢エレナは、六歳から十四年間、王太子アレクシスの婚約者として生きてきた。 いつか彼の妻になるため、厳しい教育にも耐え、完璧な王太子妃になろうと努力してきた。 けれど、彼が優しいのは、自分が婚約者だから。 エレナはずっと、そう思っていた。 婚姻誓約の最終確認の日、アレクシスは告げる。 「エレナ。君との婚約を、破棄したい」 やはり私は、愛されていなかった――。 そうしてエレナが十四年間の婚約を手放した、その直後。 なぜかアレクシスは彼女の前に跪き、指輪を差し出した。 「僕と結婚してください」 「婚約破棄してから、プロポーズってどういうことですか!?」 互いの愛情を「婚約者としての義務」だと勘違いしていた二人が、決められた婚約を終わらせ、初めて自分の意志で互いを選び直す、すれ違い両片思いのハッピーエンド。 ——すれ違い続けた十四年。両片思いは、今ようやく動き出す。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/09/05
  • 現在の作品婚約破棄してから、プロポーズってどういうことですか?