あらすじ

別に、人生に不満があったわけではない。 仕事へ行き、家へ帰り、休日になれば少し遅くまで眠る。 幸せかと聞かれれば、たぶん幸せだった。 少なくとも、不幸ではなかった。 そんなある休日。 たまたま通りかかった家電量販店の前で、私は一人のアイドルを見つけた。 小さな仮設ステージ。 足を止める人より、通り過ぎる人の方が多い。 すぐ隣では店員が掃除機を宣伝している。 それなのに、彼女だけが眩しかった。 やがて地下のライブハウスへ。 そして、何千何万もの光が揺れる大きなアリーナへ。 これは、何者でもない一人のファンが、一人の「神様」を見つめ続けた話

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カクヨム2026/09/04
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