あらすじ

「ドナテッラ! お前との婚約を破棄する!」 「わたくしと王太子殿下の婚約は、王家と公爵家の契約です。それを破棄なさるということは、それなりの理由があるのでしょうね?」 ぱちんと扇を閉じ、ドナテッラは艶やかな笑みを浮かべる。 「無論だ! お前は聖女であるグレタを妬み、数々の嫌がらせをしてきただろう」 「そんな理由がまかり通るとお思いですか?」 婚約者をとられた嫉妬から、平民出身のグレタを虐めただけでなく、人質をとって脅迫、暗殺未遂までした悪女ドナテッラ。 誰よりも強くあれ。完璧であれ。非情であれ。 彼女には3つの中で一つだけ。守れなかった家訓がある。 「グレタ。今から貴女はわたくしの敵。覚悟なさい」

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小説を読もう2026/09/05
  • 現在の作品敵の敵は味方