あらすじ
高校一年生の川口藍子は、中3のときの担任の先生のお葬式に出た帰り、小田翔太という男子高校生と出会う。
最初の印象はよくなかったものの、少し話しただけなのに彼のことが頭から離れない。
その後二度も偶然の再会をした二人は、翔太からの誘いで、一緒に彼の大好きだという場所に行く。それは眼下に広がる街や、遠くの海まで見渡せる高台だった。
連絡先を交換したりして浮かれる藍子だったが、実は彼は、もうすぐ遠くに行ってしまうのだという。
いきなり連絡が取れなくなって、不安になったり腹を立てたりしながらも、やっぱりもう一度だけ会いたいと翔太の学校を訪ねた藍子。
けれど、そこで知ったのは――。
(全5章)