あらすじ

竜と言葉を交わせるのは、一代に一人だけ。竜語を覚えた者は、覚えた分だけ人の言葉を失っていく。  記録官として着任したトゥーリの任は、竜語官ミレイアの口述を書き取り、四代がかりの辞書を完成させることだった。  様式帳の右の頁は余白で、何も書いてはならない決まりになっている。読む者が迷うから、と記録長は言った。  訳を決めきれない語につける印が、ある月から一つもつかなくなった。

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エブリスタ2026/09/03
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