あらすじ
「志保ちゃ〜ん。乾いてるんじゃない?」
職場の飲み会で放たれた最悪なセクハラ。
32歳の副島志保(そえじましほ)は、元義母との不和で泣く泣く親権を手放したバツイチだ。
養育費を払い、月に数回娘に会うためだけに淡々と生きる彼女の心には、冷めた諦念が横たわっていた。
そんな志保をいつも毒舌で守るのは6歳年下の後輩・韮崎侑生(にらさきゆうき)26歳。
口が悪く偏屈な一匹狼。
志保を心底愛しながらも、復縁を望む元夫の存在や、自分の家庭環境から侑生は、「恋人」という関係を恐れ、あえて「セフレ」という都合のいい関係で彼女の生活に割り込む。
「恋はいらない。あんたがいればいい」
毒舌の裏に潜む熱に救われていく志保と、歪んだ不器用な執着で彼女を逃がさない侑生。
苦く切ない、大人たちのオフィスラブ。