あらすじ
「今度こそ、絶対に逃がさない。何があっても」
同じクラスの夏帆と付き合い始めて、半年になる。
夏帆はクラスの中心にいるような女の子だ。
可愛くて、明るくて、優しくて、どこにいても自然と人が集まってくる。
それに比べて、私は人付き合いが苦手な、いわゆる陰キャだった。
毎日のように好きだと言い合っているのに、私たちの間にはずっと薄い壁のようなものがある。
付き合って半年経った今でも、キスすらしたことがない。
夏帆が他の誰かと楽しそうに話しているのを見るたび、胸の奥には言葉にできない嫉妬と不安が渦巻いた。
そんなある日。
地元にいた幼馴染――紬が、突然この学校へ転校してくる。
私はかつて、何も告げずに紬の前から姿を消した。
そのことをずっと後悔している私は、再会してから少しずつ距離を詰めてくる紬を拒むことができない。
懐かしい優しさに触れるうちに、私は少しずつ彼女に心を許していってしまう。
そして気づいたときには、いつも優しかった夏帆の瞳に、もう隠しきれないほど歪んだ独占欲が宿っていた。
私たち三人の関係は、いつの間にか壊れ始めていた――。
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百合×ヤンデレ×三角関係の物語です。
全話執筆済み。完結まで定期的に更新します。