あらすじ
伝説の悪役令嬢セレスティアの孫、エミリアは、偉大な祖母や母と比べられることに悩む歴史研究員だった。
そんな彼女に依頼されたのは、英雄王の墓から発見された女性の遺骨の調査。
三百年前、魔物の王を倒した英雄アルバート。その正体は、歴史から名を消された女性騎士アルマだった。
さらに英雄の末裔を名乗る大公が、偽造した日記と盗んだ遺骨を利用し、王位を奪おうとしていることも判明する。
「歴史は、都合のよい部分だけを利用する道具ではございません」
剣も請求書も得意ではないエミリアが、古い記録に残された矛盾を武器に、奪われた英雄の名前と功績を取り戻す。
悪役令嬢の孫が偽りの英雄譚を覆す、歴史ミステリー風ざまぁファンタジー。