あらすじ

戦後の名古屋。 作家を名乗りながら、銭湯の二階で細々と文章を書いて暮らす私は、家賃を催促しに来る銭湯の娘・さっちゃんに、原稿料が入ったら喫茶店へ連れて行くと約束する。 けれど、その約束はいつも嘘だった。 そんなある日、新聞をめくっていた私は、同じ名古屋で書いている男が芥川賞を取ったことを知る。 戦争のせいにも、世の中のせいにも、肺のせいにも、もう出来なかった。

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カクヨム
カクヨム2026/09/04
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