あらすじ
剣は重くて持てない。
鎧を着れば動けない。
魔力はほぼゼロ。
そんな平凡な青年・神崎ユウトが、死後に転生したのは魔物だらけの異世界だった。
女神から授かった唯一の能力は、固有技能《縁》。
攻撃力は上がらない。
魔法も覚えない。
敵を倒す力もない。
ただ、人や魔物との間に「縁」を作るだけの謎スキルだった。
冒険者となったユウトの武器は、笑顔と口先と、なぜか相手に嫌われきれない人柄だけ。
そして彼の周りには、
・強いのに壊滅的な方向音痴の聖騎士
・付与魔法の天才なのに、使い方がどこかおかしい魔導士
・優しい顔で金勘定だけは誰より厳しい神官
という、頼れるのか頼れないのか分からない仲間たちが集まってくる。
魔物とは、倒す前にとりあえず話す。
強敵には、勝つ方法より助けてもらう方法を考える。
世界を救うかどうかは、その時になってから決めればいい。
これは、異世界最弱の男が無数の《縁》をつなぎ、気づけば人間も魔族も魔物も巻き込みながら、なぜか魔王討伐へ向かうことになるドタバタ異世界冒険譚。
「俺、英雄になる予定だったんだけど……これ、ただの苦労人じゃない?」
※「小説家になろう」にも掲載しています。