あらすじ
暴君を討ち果たした『血塗られた覇王』フェルムンドに嫁いだエレーニア。しかし新婚初夜に彼から告げられたのは、「奥宮で『お飾り』として静かに暮らせ」という冷遇宣言だった。
——実はこれ、愛する妻を政敵から守るための、不器用で過保護すぎる嘘だった。
だが、事情を知らないエレーニアは筋金入りの実務家。おとなしく引きこもるはずもなく――
「この王宮に未だ蔓延る不正を完璧に暴いて、『無能な夫』の烙印を押して離婚してやるわ!」
エレーニアは裏から次々と貴族の不正を告発し、組織を大混乱に……陥れるはずだった。
「私のために裏で奔走してくれる、なんて健気で優秀な愛妻なんだ……!」
斜め上に曲解した覇王の激重な愛情により、エレーニアは逃げ道を塞がれて――!?
勘違いですれ違う、有能妻と溺愛覇王のざまぁ(?)ラブコメディ!