あらすじ
健康診断は、会社が労働者に受けさせる義務であると同時に、労働者にも受ける義務がある。
ある日、福寿のもとに観光バス会社の事務員・三枝愛が相談に訪れる。
「健康診断を頑なに受けようとしない運転手がいるんです」
会社は法令を守る体制へと生まれ変わった。ところが今度は、ひとりのベテラン運転手が健康診断を拒み続けているという。
「採血が怖いんです……」
果たして、本当にそれだけの理由なのか。
福寿は本人から事情を聞くことにする。
労働者の健康と安全を守るため、福寿が向き合う今回の相談。
そして事件が一段落した後、福寿自身にも健康診断の日が迫っていた――。