あらすじ
幼い頃から“怪異が見える”特異体質の会社員・九条陸。
ある夜、怪異に追われ迷い込んだ工場街で彼を救ったのは、“霊が全く見えないのに最強の除霊師”という天然僧侶・早坂楓士だった。
廃工場の井戸、川跡の闇、すぐそばに潜む人ならざるもの……。
見える陸と、見えない楓士。
正反対のふたりが関西弁の軽妙な掛け合いとともに怪異の真相に踏み込むたび、都市伝説は“本物”として息をし始める。
――怪異は理由なく現れ、闇は静かに形を持ち始める。
恐怖の裏側にある切なさと、男ふたりの不器用な距離感。
怖さと優しさが同居する、じわ甘バディ・オカルトBL、開幕。