あらすじ
〈キャラ紹介〉
御堂筋 玄馬(みどうすじ げんま)
* 年齢:32歳
* 身長:178cm
* 黒髪のショートヘア
* 顎に小さな三角形のヒゲ
* 細身だが筋肉質
* 黒Tシャツにデニムパンツ
* 武器:大剣
* 元トップハンター
* 現在は「炭鉱夫」と呼ばれる採掘中心のハンターとして活動
* 再起を目指し、ティガと配信者コンビを結成
黒金 虎徹(くろがね こてつ)/配信名:ティガ
* 年齢:20歳※
※ダンジョンは危険が伴うため18歳以上じゃないとハンター登録出来ません。
* 金髪のツインテール
* 小柄で華奢な体型
* 黒のチューブトップに、ルーズなオーバーサイズの上着
* ショートパンツに白黒ボーダーのニーハイ
* 厚底の黒いブーツ
* 天才肌の若手鍛冶屋
* ダンジョン配信者としても活動
* 生意気な煽り口調で「ざぁこ♡」が口癖
* 驚異的なガチャ運を持つ「引き強」
* 《調合効果1000%・失敗率0%》の護石を入手
* 玄馬の《魔剣グランエイジ》をMAX強化するため、彼と配信者コンビを結成
黒金 鉄斎(くろがね てっさい)
* 年齢:50代
* 大柄でがっしりとした体格
* 灰色の髪を後ろで束ねた髷風の髪型
* 隻眼
* 太い眉と無精ヒゲ
* 鍛冶仕事で鍛えられた太い腕
* 和装をベースにした作業着
* 腰には鍛冶用の前掛け
* 一見すると戦国時代の鍛冶職人のような風貌
* 黒金家の主にして熟練の鍛冶職人
* 虎徹と村雨の父親
* 玄馬とは昔からの知り合いで、玄馬からは「師匠」と呼ばれている
* 玄馬の実力を高く評価しており、勝手に娘婿&鍛冶屋の跡取り候補にしている
黒金 村雨(くろがね むらさめ)
* 年齢:14歳
* 虎徹の妹
* 黒髪のルーズサイドテール
* 姉よりも落ち着いた、素朴で整った顔立ち
* 小柄で華奢な体型
* 普段はセーラー服に通学鞄
* 派手な金髪ツインテールの姉とは対照的な、ごく普通の女子中学生
* 礼儀正しく、初対面の相手にもきちんと挨拶できる常識人
* 騒がしい父と姉へのツッコミ役
* ダンジョンには基本的に入らず、日常パートを中心に登場
* 姉の配信にたまに映り込む程度だが、なぜか視聴者人気が非常に高い
* 出現頻度の低さから、コメント欄では「SSR妹」扱いされている
〈あらすじ〉
現代に突如出現した《ダンジョンゲート》。
その先には、荒野、森林、砂漠、沼地、雪原など、さまざまな環境を持つ異空間が広がっている。
政府は各ゲート前に管理機関――通称《ギルド》を設置。
ハンターは《クエストの巻物》を使ってクエストを受注し、ダンジョンへ入る。
クエストには帰還条件が設定されており、大型モンスターの討伐や捕獲などを行う《指定任務》がその中心となる。
一方、戦闘を得意としないハンター向けには、鉱石の採掘や植物の採取などを行う《追加依頼》も存在する。
《クエストの巻物》はギルドアプリと連動した位置情報ゲームによって主要駅などで入手可能。
使用期限は原則一週間で、その間にSNSやギルドを通じて仲間を募集するのが一般的となっている。
そして現代では、ダンジョン攻略そのものが大きな配信コンテンツとなっていた。
強大なモンスターとの命懸けの戦闘。
討伐後、専用のナイフで素材を引き当てる《剥ぎ取りガッチャ!》。
強敵を倒せるか。
希少素材を引き当てられるか。
その両方が、トップハンターにとって重要な“見せ場”となっている。
主人公・御堂筋玄馬は、かつてトップクラスのハンターチームに所属していた大剣使い。
一対一の戦闘能力と瞬間火力には絶対の自信を持っていたが、自分一人で敵を倒すことばかりを優先し、仲間を支援することができなかった。
やがてチームを離れ、第一線からも姿を消す。
それから数年。
玄馬は、自分に欠けていた《サポートする力》を身につけるため、ダンジョンへ戻ることを決意する。
狙うのは、調合や状態異常、罠などを大幅に強化する能力を持った|秘石《ラピス》。
大型モンスターとは極力戦わず、《追加依頼》の採掘を繰り返して希少なラピスを探す――いわゆる《ダンジョン炭鉱夫》として再出発する。
そんなある日。
火山フィールドで採掘をしていた玄馬は、同じく鉱脈を掘っている少女と出会う。
彼女の名は、黒金虎徹。
配信者名《ティガ》。
鍛冶屋でありながらダンジョン配信も行う、煽り口調の小柄な少女だった。
ティガが探しているのはラピスではない。
採掘によってごく稀に発見される特殊な武器――|遺物武器《ロストアームズ》。
二人は同じ鉱脈を掘り始める。
そしてついに、希少アイテムの反応が現れる。
ところが――。
|遺物武器《ロストアームズ》を引き当てたのは、ラピスを探していた玄馬。
|秘石《ラピス》を引き当てたのは、ロストアームズを探していたティガだった。
しかもダンジョンで取得した希少アイテムは取得者に固定され、譲渡できない。
完全な入れ違いだった。
玄馬が手に入れたロストアームズは、
《魔剣グランエイジ》。
圧倒的な攻撃力を持つ一方で、
《会心率マイナス100%》
という致命的な欠陥を抱えた大剣だった。
一方、ティガのラピスに宿っていた能力は、
《調合効果1000%》
《調合失敗率0%》
玄馬がずっと探し求めていた、まさに理想のサポート能力だった。
そんな二人の背後に現れる、《指定任務》の討伐対象――爆轟竜ドラム。
採掘だけして帰るつもりだった玄馬は、久しぶりに大型モンスターとの実戦へ放り込まれる。
圧倒的な攻撃力を持ちながら、まともに会心を出せないグランエイジ。
一方でティガは、ラピスの力を使って超高濃度の麻酔アイテムを調合する。
ティガが敵を眠らせる。
そして玄馬が剣を振るう。
睡眠状態の相手に対する最初の一撃は、会心率に関係なく確定で会心となる。
一人では欠陥武器。
一人では戦えないサポート能力。
だが二人を組み合わせれば――成立する。
玄馬はグランエイジによる渾身の一撃を叩き込み、爆轟竜を撃破。
その一部始終はティガの配信で流れ続けており、ほとんど無名だった配信は一気に注目を集める。
討伐後。
ティガは《剥ぎ取りガッチャ!》で爆轟竜の希少素材《宝玉》まで引き当てる。
さらに彼女の実家が、玄馬がかつて世話になった鍛冶師・黒金鉄斎の工房であることも判明。
そこで玄馬は、グランエイジがまだ完成した武器ではないことを知る。
その真価を引き出すために必要なのは――
《六大魔竜の宝玉》。
近年発見されたダンジョン最深部に君臨する、六体の超大型モンスター。
そのすべてを倒し、六つの宝玉を集め、世界で誰も成し遂げていないグランエイジの最終強化を目指す。
元トップハンターの御堂筋玄馬。
天才メスガキ鍛冶屋兼配信者・ティガ。
虎徹の《虎》。
玄馬の《馬》。
二人合わせて、配信者コンビ――《虎馬》。
読み方は《トラウマ》。
落ちぶれた元トップハンターと豪運鍛冶屋による、六大魔竜攻略と再起の物語が始まる。
小説本編はストックが貯まり次第開始予定。