あらすじ

「本日のご婚約者は、王太子殿下でございます」 若い執事ルカにそう告げられ、エステルは今日も金色の予定札を手に取った。 父は王太子、叔父は北境公爵家の嫡男、当主である祖父は海運大公家の公子。 三人が相談もせず、別々に最高の縁談を正式成立させた結果、エステルの婚約はまさかのトリプルブッキング。 しかも全員、自分の縁談を取り下げれば面目が潰れると言い張り、「最終的に決めるから、それまでは婚約者として振る舞ってくれ」と先送りを続ける。 ところが挙式が迫ったある日、王太子が乳母の娘との真実の愛を告白した。 続いて北境公爵嫡男は、自分を決闘で三度叩き伏せた女性冒険者に、妙な方向で心を奪われる。 最後の海運大公家公子まで、父の代から財務を取り仕切る五十三歳の敏腕女性への十六回目の求婚を宣言しだして――。 三件とも破談。 大惨事のはずなのに、それぞれの破談で手元に残ったものを組み合わせると、なぜか結婚するよりずっと自由で豊かな未来が完成してしまった。 そして、ずっと彼女の苦労を見守ってきた執事ルカにも、祖国で三件ほど片づけなければならない縁談があるらしい。 家族全員だいたいポンコツ、元婚約者たちの真実の愛はややクセ強め。 最後の一件だけは、自分で選びたい令嬢の婚約トリプルブッキング・ラブコメディ。

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小説を読もう2026/09/04
  • 現在の作品実家がポンコツで3人の王族貴族に婚約がトリプルブッキングしてめっちゃピンチだったけど運良く全部婚約破棄されてむしろ最高の結末をゲットできたので本当にめっちゃ最高だった件~あ、真実の愛ね。全然大丈夫~