あらすじ

伯爵家の次男レオンが十五歳の《祝福の儀》で授かったのは、最低評価Fランクの固有スキル《廃棄》だった。 《不要なものを廃棄する》。 ただそれだけの能力だと判断され、家にとって価値がないとして、その日のうちに勘当される。 家名も居場所も失い、荒れ果てた辺境《灰境グレイヴ》へ向かったレオンは、旅の途中で猛毒を受け、死を覚悟する。 その時、初めて《廃棄》が反応した。 【猛毒――廃棄可能】 捨てられるのは、ゴミではない。 自分の身体を蝕む毒も、呪いも、土地を汚すものさえも対象になる。 やがてレオンは、辺境に捨てられていた一つの廃村へ辿り着く。 荒れた土地を直し、行き場を失った者たちを迎え入れ、誰にも奪われない「帰る場所」を作っていく。 けれど、レオンはまだ知らない。 《廃棄》したものは、本当に消えているのか。 そしてこの世界が、何千年もの間――「いらないもの」を、どこかへ捨て続けてきたことを。

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小説を読もう2026/09/04
  • 現在の作品ハズレスキル《廃棄》で追放された俺、辺境の廃村を最強の自治領に変える ~今さら戻れと言われても、もう俺には帰る場所がある~